数値目標を決める


さてさて、今日はどちらかというと女性が苦手な話。 自分で教室を開いたり、おうちサロンをしたり、 いろいろな活動を始めたら、 数値目標(売上目標)を立てましょう、ということです。 ママが何かを始めると、お財布が家計費と同じなことが多いです。 そうすると、売り上げがどれだけで、経費がどれだけで、利益がどれだけ出たのか、 ほとんど考えずに、やってることだけに満足してしまいかねません。 利益を上げようと思わず、趣味としてやるのならそれでもいいのですが、 たとえば経済的な自立を目指したい、となったら、 具体的な数値目標を立てないと、なかなかそこに行きつきません。 仕事のお金が出入りするお財布は別にして、 最初に自分で使える資金をちゃんと決めて、 売上金の中から経費を出すようにしましょう。 そして、具体的に月にいくら売り上げたいのか、利益が毎月いくら欲しいのか、 それを考えます。 月収20万欲しい、となると、 それにかかる経費がだいたいどのくらいで、と考えると 月商はいくらを目指すかが決まりますね。 私のような講座系の仕事の場合には、 経費は会場費とお茶代と交通費と、少しの印刷代くらいなので、 (細かく言えばパソコンの購入費や電気代などもいりますが) 利益率(売上に対する利益の割合)は高いです。 それでたとえば月収20万欲しいとして、 5万円が経費だとすると、月商25万円上げる必要があります。 もしも1回3000円の講座なら、25万÷3000≒84人のお客様が必要です。 1回あたり10人集めたとして、9回の講座を満席にしたら、その月商が上がります。 週に1回の連続4回講座だとして、10人の講座をひと月に2コース走らせれば、 80回消化なので、24万の売上です。 これは一例ですが、自分の提供しているサービスの価格と、 月に売り上げたい金額を照らし合わせて、集客と開催の目標を立てます。 それを決めたら、どうやってその人数を集めるか、 に今度は集中するのです。 もしサービスの価格を決めかねているのなら、 売上目標と、提供できる(働ける)時間や1回あたりに対応できる人数から、 1回の価格(単価)を決める、という考え方もあります。 漠然と何かをやっていて、自然と集まってくるほど、 世の中は甘くありません。 (たまにそういう人もいますが。稀です。笑) 本当に自立を目指すなら、売上目標から集客目標を計算して、 そこに向けて動く、ということをしてください。 みんな通る道です。 みなさん、今日の内容はいかがでしたか? ご意見、感想、質問、お待ちしています。 ではでは今日も一日ゴキゲンで☆ —————————————————————— ママたちの持っている東大脳を引き出す プレシャス・マミーメンターコーチ 谷 亜由未  photo credit: Jorge Franganillo via photopin cc