人の信頼を得るためには

さて今日は、とあるできごとから「人の信頼を得るコツ」をお伝えします。
ステキな方(Qさんとします)と出会って、カラダのとある数値を測ってくださるということで、
そのオフィスに出かけました。
駅で待ち合わせをしてお話しながら向かったオフィスは
タワーマンションの最上階、すごーーーーーくステキなところで、
玄関を上がるのもワクワクドキドキ。。。
入ってみるとお部屋がいくつもあって、それぞれ女性も男性もお客様が何人かいらして、
そこここでお話をされていました。
私は、最初に出会ったQさんが魅力的だったことと、
カラダの〇〇の数値を測ってくれるとのことだったのでそちらにうかがったのですが、
数値を測る機械を今日はよそへ貸し出してしまった、とのこと。
あれ?じゃ、私何のためにここに来たの??
と思いましたが、
その〇〇のことについての知識が得られるし、
Qさんのことも知りたかったので、まっいっか、と思い直してご案内に従いました。
すると、玄関でお迎えしてくださった別の女性(Pさんとします)がペラペラしゃべりだしたのです。
そこは〇〇の数値を整える健康食品のネットワークビジネスのオフィスでした。
Pさん、
自分の過去のお仕事や、この商品との出会いや、
最初は断っていたけど、使い始めたらあんな効果やこんな効果や・・・
会社を作った方(社長)はすばらしい方で書かれた本もベストセラーになっていて、
子育ての相談もしたら「そうくるか~」っていう切り口の納得できる答えが返ってきて・・・
うんぬんかんぬん。。。
としゃべりだしたら止まりません。
1時間しか時間がなかった私は、だんだん全くお話が頭に入らなくなりました。
「このままだと、私の聴きたかった話が聴けずに1時間終わっちゃう。まずい。」
と思い、
「すみません、私は〇〇のお話が聴きたいんですけど。時間があまりないので。」
といったら、
「あー、そうですよね。〇〇ですよね。」
と言ってそれにまつわる資料を出してまたお話が始まりました。
Pさんが8.8割、お話したかったQさんが1.2割、くらいでしょうか・・・。
「また今度は社長のお話がいついつ聞けるので、数値も測りにぜひいらしてください。」
といわれましたが、その頃にはその気が全くなくなりました。
ネットワークビジネスがよくないとかいいたいわけではありません。
相手の気持ちをつかむ接客ができていない、ということを言いたいのです。
こちらのニーズ(必要なこと、知りたいこと)など一切無視。
自分の伝えたいことをドドドドド、っと言うだけ言う。
そしてまったくズレている。
これは、一番やってはいけない営業法です。
ということに気づくのも、私がコーチだからかもしれませんが。
コーチングの技術は、営業にも使えるのです。
人は、自分に興味を持ってくれる人に好意を抱きます。
だから、自分に質問をして、自分のことを知ろう、理解しよう、としてくれる人を信頼します。
その上で必要な情報を与えてくれることを求めています。
営業するのなら、どんなことに困っているのか、今日何を知りたくて来たのか、それはどうしてか?
などなど、
こちらのニーズをしっかり聞き出して、こちらが十分に話してから、
それに見合った提案をするのが、お客さまから信頼されるよい営業法なのです。
これから何か自分でお仕事を始める時、
または既にやっているお仕事(商品やサービス)の営業をする時、
どんなに自分がその商品をいいと思っていても、
お客様の気持ちやニーズも考えずに一方的に話すのは、
信頼をなくすだけです。
いつなんどきも、お客様の欲求、そして満足を考える姿勢を忘れずに。
今日から豊洲でプレシャス・マミー講座が始まりまーす!!
1名、初のパパ参加☆
5月にはプレシャス・ダディが誕生します。
ではではみなさん、今日も一日ゴキゲンで!!
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ママたちの持っている東大脳を引き出す
プレシャス・マミーメンターコーチ 谷 亜由未
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